This Archive : 2010年04月19日
2010.04.19 *Mon
空気を読まずに息苦しい日本を生き抜く方法

「空気」と「世間」鴻上直史
タイトルは帯に書かれていた言葉。
最近やたら良く聞く「空気読めよ!」の言葉にいつもムカっとくるのは
私だけですか?
空気の正体を大真面目に分析してくれて
空気を作るリーダーのいない空間で、「空気を読む」ことが
どんなに無謀で難しいことか、
「空気読めよ!」という言葉の破壊力(笑)
結局、日本で生きる限り、空気は読まなくてはいけないけれど、
多少自分をしっかり持ったほうがラクだよ~というお話でした。
すっごく共感したのは、
日本人は「自分と親しい世間」の外にいる人との会話が
ものすごく下手だということ。
作者はまず、「です・ます」調で喋る事を推奨しています。
あまりにも当たり前です。
でも、たしかにコレが出来ない日本人はとっても多い。
自分が相手より上か下か、対等か、判断できない限り
一言も口を利いてくれない人も結構多い。
なぜ、私が外国人をパートナーに選んだかといえば、
彼らが「ラク」に生きてるから。。
場の空気と、自分の意見が違ったら黙るか、自分の意見を言うか。
まちがっても思ってないことまで
「そういう空気だったし」とかいって言いません。
対立することも恐れないし、対立したときは案外容易く
みんなの真ん中を取れる人が多いです。
そういう柔軟さを日本人も持ってくれたらなぁ・・・と切に思います。
でも、作者は、日本人もだんだん変わる。と言っておりました。
なので、少しだけ安心しました。
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